中小企業政策と「中小企業憲章」 ──日欧比較の21世紀

三井逸友 著
本体価格 3500円
ISBN978-4-7634-0596-8 C3033
発行 2011年3月20日
四六版上製 418頁

「中小企業政策」とはなにか?
日本は中小企業政策の“先進国”なのか、“一周遅れ”の国になってしまったのか?

欧州連合、そして世界での中小企業はどういう存在なのか?日本の経済社会の未来にとって中小企業の役割とは……

●内容●
第Ⅰ部 中小企業研究の課題と中小企業論・比較政策論の方法
第1章 中小企業研究の意義と課題、中小企業論の歴史と到達点
第2章 中小企業研究の展開と国際的位相
第3章 〈補論〉「社会的分業」と中小企業の存立をめぐる研究序説

第Ⅱ部 中小企業政策論と同時代的比較研究
第4章 中小企業政策の意義と1999年日本中小企業政策の「大転換」
第5章 〈補論〉中小企業政策の転換と評価
        ──リビュー的整理と総括として──

第Ⅲ部 21世紀EU中小企業政策の展開
第6章 EU中小企業政策の展開過程
第7章 「欧州小企業憲章」と2000年代のEU中小企業政策
第8章 2008年SBA欧州小企業議定書と2010年代への展望

第Ⅳ部 EU中小企業政策の課題と実践
第9章 欧州での「代金支払遅延問題」と是正策
第10章 地域政策・地域イノベーション戦略と中小企業政策
第11章 EU中小企業政策と企業の社会的責任、社会的課題
第12章 中小企業政策における政策評価 ──EUでの経験から──

第Ⅴ部 まとめ──21世紀中小企業政策と「中小企業憲章」──
第13章 2010年日本版「中小企業憲章」の制定
 
資料
1 欧州小企業憲章 
2 ボローニャ中小企業政策憲章
3 「小企業を第一に考える」──欧州「小企業議定書」(抄訳) 
4  中小企業憲章 
5  Small and Medium Enterprise Charter(「中小企業憲章」英訳) 



●著者紹介●
三井逸友(みつい いつとも)
長野県生まれ。日本中小企業学会会長(2007~2010)、日本学術振興会産業構造・中小企業第118委員会会計幹事、商工総合研究所・中小企業研究奨励賞審査委員、日本政策金融公庫総合研究所研究顧問。著書に、『現代経済と中小企業』(青木書店、1991年)、『日本的生産システムの評価と展望』(編著 ミネルヴァ書房、1999年)、『地域インキュベーションと産業集積・企業間連携』(編著 御茶の水書房、2005年)

●編集部より●
 本書が刊行される直前に起きた3.11東日本大震災により、東北地域に散在する中小企業の工場群が操業中止に追い込まれ、その影響は日本全国はもとより世界各地に及んでいる。大震災は日本の中小企業の枢要な役割をはからずも逆照射していると言えよう。中小企業とは何か? 日本はどのような意味で中小企業政策の「先進国」であったのか? 民主党鳩山連立内閣のイニシアティブの下で進められ、2010に日の目を見た「中小企業憲章」は、ダッチロールを続ける民主党政権の数少ない業績となるかもしれない。中小企業政策の現実と理念の結合を深く考え抜いた1冊である。


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