ワーキングプア原論
──大転換と若者

後藤道夫 著
本体価格 1800円
ISBN978-4-7634-0604-0 C0036
発行 2011年6月21日
四六版上製 240頁

激変した雇用環境 未曽有の社会的危機にどう立ち向かうか?
ワーキングプアの大量出現と貧困急増 「
3・11」大震災・津波・原発事故──認識の転換をせまられる社会運動 な
ぜ福祉国家形成が急務なのか?
構造改革と格闘してきた著者20年の営為の結晶

●内容●
第Ⅰ部 若者をとりまく社会の激変
第1章 構造改革と若者たちの進路
第2章 なぜ若者が職場に定着しないのか

第Ⅱ部 子育て世帯を襲う貧困化
第3章 今日の貧困急増をどうみるか
第4章 生活安定装置破壊の一〇年

第Ⅲ部 日本は福祉国家なのか
第5章 日本は福祉国家ではない

補論 社会危機のなかの「3・11」


●著者紹介●
後藤道夫(ゴトウミチオ)
都留文科大学教員。1947年福島県生まれ。専攻は社会哲学・現代社会論。

おもな著書
『収縮する日本型<大衆社会>』(句報社、2001年) 反「構造改革」』(青木書店、2002年)『戦後思想ヘゲモニーの終焉と新福祉国家構想』(句報社、2006年)
共著『格差社会とたたかう』(青木書店、2007年) 新自由主義か新福祉国家か』(句報社、2009年)

●編集部より●
若者世代を中心とした格差・貧困問題についてはこれまでも多くの言説が上梓されてきましたが、状況は深刻さを増しており、その解決には思い切ったグランドデザインの提示が望まれています。著者は、日本で初めて「ワーキングプア」という言葉を使い始めた社会学者で、学問としてはもちろん現場の運動としてこの問題に20年以上も取り組んできた第一人者です。「福祉国家への転換」という明確なビジョンに基づいて展開される論考は、ゼロ年代前半から3.11以降の状況を踏まえた最新のものまでを並べてみても、一貫性と説得性に満ちています。『ワーキングプア原論』というタイトルは、この問題を考察するうえでの新たな基礎文献の誕生という、自信の表明でもあるのです。

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