ある哲学者の軌跡
古在由重と仲間たち

岩倉 博 著
定価:4600円+税
ISBN 978-4-7634-0649-1 C3032
発行 2012年11月10日
A5判上製 726頁

思想は冷凍保存を許さない

吉野源三郎、松本慎一、戸坂潤、尾崎秀実、村井康男、中野好夫、高桑純夫……
20世紀の戦争と平和の時代を、これら仲間たちとともに歩んだ、哲学者・古在由重の、88年にわたる全生涯の記録。


膨大な「古在由重文庫」(藤沢市湘南大庭市民図書館所蔵)―古在の蔵書・著作はもちろん、原稿メモ、講義テープ、日記・手帳、書簡、新聞スクラップなど―ならびに関係者の著作・文章を渉猟し、さらに多数の人々の聞き取りなど六年をかけて取材・執筆し、時代に正面から立ち向かった哲学者の実像に迫る力作。

 

●内容●
戦前編 ファシズムに抗して
第1章 少年時代 1901〜20年
第2章 哲学彷徨 1921〜23年
第3章 唯物論者誕生 1924〜29年
第4章 「非合法活動」1929〜34年
第5章 唯物論研究会 1934〜38年
第6章 保釈と開戦 1938〜41年
第7章 敗戦 1942〜45年
第8章 獄死を超えて 1945年

戦後編 平和を求めて
第9章 民主化運動 1946〜48年
第10章 平和への意志 1948〜50年
第11章 自由大学サークル 1951〜57年
第12章 安保前後 1958〜60年
第13章 分裂と共同と 1961〜66年
第14章 格闘する思想 1966〜69年
第15章 ベトナム支援 1970〜73年
第16章 統一模索 1974〜75年
第17章 再統一へ 1976〜77年
第18章 反核のどよめき 1978〜82年
第19章 除籍前後 1983〜87年
終章 悲しみと追悼と 1988〜2000年


●著者紹介●

岩倉博(いわくらひろし)
1947年、宮城県角田市生まれ。1970年、福島大学経済学部卒業。鋼鉄業、印刷業の事業所に勤務し、労働組合の活動に従事。08年まで東京地方労働組合評議会(東京地評)書記。1988年から私家版冊子『でくのぺん』を執筆・刊行。山梨県北杜市在住。著書『異評 司馬遼太郎』草の根出版会、2006年。
編著『陽光きらめいて——民主経営労組40年のあゆみ』光陽出版社、1992年
『国際労働基準で日本を変える——ILO活用ガイドブック』大月書店、1998年

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