史料徹底検証 尖閣領有


村田忠禧 著
定価:2000円+税
ISBN 978-4-7634-0727-6 C3036
発行 2015年1月20日
A5判 208ページ 並製

尖閣諸島はどのように日本の「固有の領土」になったのか
外務省・内務省公文書の丹念な分析から明らかになる領有過程
「沖縄近海無人島取調」から「尖閣」領有までの10年
事実を尊重する誠実な態度こそ領土問題解決の第一歩

 

 

●内容●
第1章 琉球国から沖縄県へ
琉球処分
旧慣温存政策
琉球分島問題 揺れる沖縄県治の方向

第2章 西村捨三と沖縄県
第四代県令 西村捨三
西村捨三の沖縄県県治の方向

第3章 国標建設中止の経緯
沖縄県近海無人島の取り調べ
大東島の沖縄県への編入
上海『申報』掲載「台島警信」の謎
国標建設への懸念表明
不要のコンプリケーションを避けること
外務省の詭弁
11月5日の西村県令の上申について
内務省「公文別録」に収録されていない
目下建設を要せざると心得べきこと
西村の沖縄県政は政府から称賛された

第4章 「たび重なる調査」はなかった
「帝国版図関係雑件」から見えてくる真実
西村捨三は土木局長に転出
那覇には11月5日の僣称上申が残っていた
丸岡知事の立場から考えてみると…
軍艦「海門」による探検をめぐるやりとり
奈良原知事も指令見直しを求める
軍艦「金剛」による実地調査はなかった

第5章 戦勝に乗じた領有行為
日清戦争における日本の圧勝
1885年当時と何が異なるのか
ラレー岩・赤尾嶼・久米赤島・大正島の謎
編入の事実を内外に公表しなかった

第6章 事実を尊重する精神の大切さ
外務省条約局の版図編入経緯説明
意図的に照会を怠った領有行為
事実を認める誠実さが大切
日中領土紛争の平和的解決を実現するための具体的な提案

付録史料
1885年の沖縄県近海無人島巡視取調関係文書
西村捨三の沖縄県県治の方策関係史料
1885年11月5日付西村捨三僣称上申に依拠する文書
参考資料

あとがき


●著者紹介●

村田忠禧(むらたただよし)
神奈川県出身(1946年7月生まれ)
東京大学文学部中国文学科卒、同大学院博士課程中国哲学専攻単位取得満期退学
東京大学教養学部助手、横浜国立大学助教授、教授を経て、
現在は横浜国立大学名誉教授
神奈川県日中友好協会副会長
専門 中国現代史 現代中国論 日中関係論
主な著書
『日中領土問題の起源』(花伝社)
『現代中国治国論 蒋介石から胡錦濤まで』(許介鱗との共編 勉誠出版)
『尖閣列島・釣魚島問題をどう見るか  試される二十一世紀に生きるわれわれの英知』(日本僑報社)
『チャイナ・クライシス「動乱」日誌』(蒼蒼社)
訳書『周仏海日記(1937~1945)』、『毛沢東伝(1893~1949)』(いずれもみ
すず書房)
『日本軍の化学戦 中国戦場における毒ガス作戦』(大月書店)
『「毛沢東の私生活」の真相 元秘書、医師、看護婦の証言』(蒼蒼社)など。

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