2016年7月刊『習近平体制の真相に迫る』東アジア共同体研究所 編 鳩山友紀夫、徐静波、岡田充、村田忠禧、高野孟 著  著 



『国際貿易』2016年9月27日 評者:亜娥歩


東アジア共同体研究所がネット配信しているトーク番組より習近平体制に関する5回分の記録を再編集した1冊。第2章「悪いことはすべて『中国のせい』にしていいのか?」に参加したジャーナリストの徐静波氏には、中国経済がだめになって日本の株価が暴落したと国会答弁した安倍総理に対して、両国の経済にそのような緊密性があればもっと仲良くすべきだと言いたいと語る(43頁)。
南シナ海をめぐる米中確執を扱った第3章で岡田充共同通信客員論説委員は、成長著しい中国から経済的利益をもらうと同時に中国の軍事的台頭を抑制する米政策の微妙なバランスの中で米中関係が決まると発言。(64頁)