『たそがれ清兵衛』の人間像――藤沢周平・山田洋次の作品世界

日本女子大学教授 幸津國生

四六判上製 定価2100円(本体価格2000円+税)
ISBN4-7634-0427-X C0010 Y2000E

大きな反響を呼んだ、映画『たそがれ清兵衛』
藤沢周平・山田洋次の作品世界の重なり合いによって
何が生まれたか?

『たそがれ清兵衛』の生き方に見る
人間の幸せとは?
呼び覚まされた人間像の探求

[内容]
1 藤沢周平・山田洋次の作品世界の重なり合いによって生み出されたもの
2 この映画が目指したもの
3 映画と原作との共通点と相違点
4 藤沢周平・山田洋次の作品世界の立場
5 現代日本の文化における藤沢・山田の作品世界の重なり合いの意味

幸津國生(こうづ くにお)
1943年 東京生まれ
東京大学文学部卒業 同大学院人文科学研究科博士過程単位取得
都留文科大学勤務をへてドイツ・ボーフム大学ヘーゲル・アルヒーフ留学(Dr.phil.取得)
現在 日本女子大学勤務
著書 『哲学の欲求 ヘーゲルの「欲求の哲学」』弘文堂1991年/
『現代社会と哲学の欲求――いま人間として生きることと人権の思想――』弘文堂/1996年/
『意識と学ニュルンベルク時代ヘーゲルの体系構想』以文社1999年/
『「君死にたまふことなかれ」と『きけ わだつみのこえ』・「無言館」――近代/日本の戦争における個人と国家との関係をめぐって――』文芸社2001年/
『時代小説の人間像――藤沢周平とともに歩く』花伝社2002年/
『茶道と日常生活の美学――「自由」「平等」「同胞の精神」の一つの形』花伝社2003年
編著 『ヘーゲル事典』(共編)弘文堂1992年