悩める自衛官――自殺者急増の内幕

三宅勝久

四六判並製 定価1575円(本体価格1500円+税)
ISBN4-7634-0429-6 C0036 Y1500E

急増する自衛官の自殺を追う!
イラク派遣の陰で何が起こっているのか?
サラ金・女遊び・酒・ギャンブル
自衛隊内に横行するイジメ・暴力・規律の乱れ

「借金」を通して垣間見えてくる、まじめで、やさしい、でも、どこか愚かで世間知らずな、フツウの自衛官の告白集。その心のうちに迫る――

自衛官が死んでいく……
過去10年間の自殺者600人超!
95年44人、96年52人、97年75人、99年62人、2000年73人、01年59人、02年78人、03年75人。
2004年度(4〜
7月)31人……最悪ペース(防衛庁発表)

[内容]
プロローグ――挫折したある幹部自衛官
一章 激増 借金苦の自衛官
1 ある海自官の告白/2 暴力潜水艦物語/3 出稼ぎ自衛官物語/
4 人間関係はつらいよ/5 パチンコ漬けの先輩は今どこに…… 6/自殺という日常
第二章 護衛艦「さわぎり」自殺事件
1 悪夢/2「日本のために」/3 護衛艦「さわぎり」/4 暴かれる新鋭艦の実態/
5 戦いは続く
三章 マジメで優しい自衛官
1 ルポ・モザンビークPKO/2 二〇〇二年 ルポ東ティモールPKO――老人たちが語る「日本軍の記憶」
エピローグ

三宅勝久(みやけ・かつひさ)
1965年岡山県生まれ。
フリージャーナリスト。大阪外国語大学イスパニア語学科卒。フリーカメラマンとしてとして中南米・カリブ・アフリカ諸国で取材活動。その後「山陽新聞」記者。2002年より再びフリー。「債権回収屋“G”
――野放しの闇金融」で第12回『週刊金曜日』ルポルタージュ大賞優秀賞。『週刊金曜日』連載の武富士批判記事をめぐり、同社から1億1000万円の損害賠償を求める訴訟を起こされ係争中。

著書 『ヤミ金・サラ金大爆発――亡国の高利貸』(花伝社 2003年)