希望としての憲法

小田中聰樹

四六判上製 定価(本体1800円+税)
ISBN4-7634-0430-X C0036 Y1800E

日本国憲法に未来を託す
 危機に立つ憲法状況
 だが私たちは少数派ではない!
 日本国憲法の持つ豊かな思想性の再発見

憲法・歴史・現実
本格的化する憲法改正論議に
憲法擁護の立場から一石を投ずる 評論・講演集

「平和、人権、民主主義、生活を人間の目できっちりとつかまえ、それらを不可分一体のものとして保障する国家像、社会像、そしてそういう国家・社会をめざす人間像を打ち出している点で、日本国憲法は世界に類のない思想的な高さを持っている。」(本文より)

[内容]
1 希望としての憲法
人間を守る憲法── 過去のこえ、現在のこえ、未来のこえ──/希望としての憲法/歴史に学び、希望を語る
2 改憲に抗して
 改憲と有事立法に抗し憲法を選び取る[1999─2002]
 改憲・有事立法と司法改革とは連動している[2001─2004]
 イラク派兵と異端排除を糾弾する[2004]
3 世代を超えて
平和と連帯と歴史と ──若き後輩に伝える──/あの時代、この時代、そして私たちと「希望」 /「希望」を育てる力 /憲法擁護の初心を貫く


小田中 聰樹(おだなか・としき)
1935年盛岡生まれ。
1958年東京大学経済学部卒業。1966年司法研修所修了。東京都立大学法学部助教授、東北大学法学部教授を経て、1999年より専修大学法学部教授。東北大学名誉教授。
日本民主法律家協会代表理事。憲法改悪阻止宮城県各界連絡会議(宮城憲法会議)代表委員。再審・えん罪事件全国連絡会代表委員。住基ネット差し止め訴訟を支援する会共同代表。中国人戦争被害者の要求を支える宮城の会代表委員。

主な近著
『冤罪はこうして作られる』講談社、1993年。/『人身の自由の存在構造』信山社出版、1999年。/『五十年振りの手紙』現代人文社、1999年。/『構造改革批判と法の視点』(共編著)花伝社、2004年。