船舶解体 鉄リサイクルから見た日本近代史

佐藤正之

四六判上製 定価(本体2400円+税)
ISBN4-7634-0431-8 C0036 Y2400E

巨大タンカーは世界をさまよう?!
廃船のゆくえは……?

かつて世界一の船舶解体実績をほこった日本、
今日めまぐるしく変わる解体国、
のっぴきならない環境問題……
リサイクル産業の原点、シップリサイクルの歴史と現状

鉄リサイクル・環境問題の視点から
海運国日本の廃船問題の歴史と現状、問題点に迫った
ユニークな研究!

[内容]
序章  なぜ船舶解体が問題なのか
第一部 現代の船舶解体とリサイクル
第一章 いま、解体はどこの国で
第二章 地球環境の危機との接点
第二部 日本の船舶解体業の栄枯盛衰
─戦争と鉄屑─
第三章 鉄リサイクルの歴史と船
第四章 解体のルーツを求めて
第五章 船舶解体業成立の時期
第六章 画期的だった船舶改善助成政策
第七章 「変態輸入」と沈潜引揚時代
第八章 鉄飢饉、そして統制時代へ
第九章 「戦中」船舶・鉄屑事情
第一〇章 戦後、そして今
第三部 鉄屑が映し出す昭和初期の日本
第一一章 鉄屑ブームと農村の窮乏
第一二章 廃棄艦が果たした役割
第一三章 「津軽」疑獄の衝撃波

佐藤 正之(さとう・まさゆき)
1935年、横浜市生まれ。
1958年、早稲田大学第一政経学部卒業、毎日新聞社入社。経済部、エコノミスト別冊編集長などを経て、北海学園北見大学商学部教授。2004年3月定年退職。
著 書
『京浜メガテクノポリスの形成─東京圏一極集中のメカニズム─』(日本評論社、1988年)
『TOKYO新川ストーリー─ウォーターフロントの100 年─』(日本評論社、1991年)
『北紀行─変わる北海道の街と経済─』(日本経済評論社、1994年)
『北の銀河鉄道─第三セクター経営のゆくえ─』(日本評論社、1996年)