ブッシュはなぜ勝利したか 岐路にたつ米国メディアと政治 

金山 勉
A5判ブックレット 定価(本体800円+税)
ISBN4-7634-0440-7 C0036 Y800E

想像を絶する選挙資金=テレビ広告費
三大ネットワークの凋落と
ケーブルテレビ・フォックスの躍進
首都ワシントン発、米国メディア最新レポート

目 次

はじめに──スイング時代からデバイド時代へ──
1 二〇〇四年米大統領選の構図  
 共和党政権の継続か、民主党の復権か
 大統領選挙の資金集め
 大半が広告代金
 テレビ討論でつまずいたゴア──二〇〇〇年大統領選
 民主・共和両党の選挙キャンペーン体制

2 テレビから見た二〇〇四年大統領選  
 アメリカのメディア環境変化
 二〇〇四年大統領選であらわれた三つの課題
 党大会中継を縮小させた三大ネットワーク
 CBS軍歴疑惑報道──ラザーゲート
 ネットワークニュース報道の後退

3 フォックスの躍進  
 フォックス誕生の背景
 政治色が売りのケーブルニュース
 認知的不協和理論から──ブッシュ、ケリー支持者の心理
 野茂英雄、「華氏911」「パッション」そしてブッシュカントリー

4 ブッシュ再選、そして二〇〇八年大統領選へ  
 ネットワーク局の開票速報
 モラルバリュー──同性愛、妊娠中絶
 規制緩和と言論の自由

あとがき


金山 勉(かなやま つとむ)
上智大学文学部新聞学科助教授
1960年生まれ。テレビ報道記者、スポーツ実況アナウンサー、イブニングローカル・ニュースワイド「TYSニュース6」のキャスターを経て、1991年に渡米留学。1998年にオハイオ大学テレコミュニケーション学大学院テレコミュニケーション学専攻博士課程修了(マスコミュニケーション博士)。2004−05年フルブライト客員研究員(ジョージワシントン大学)。
【主な業績】
「技術のインパクト??オンラインジャーナリズム」(『現代ジャーナリズムを学ぶ人のために』世界思想社、2004年、所収)
『やさしいマスコミ入門』(共著)勁草書房、2005年
”The Sony Corporation: A Case Study in Transnational Media Management”, The International Journal of Media Management 4(2), 2002.