これでいいのか情報公開法 霞が関に風穴は開いたか 

中島昭夫(元・朝日新聞記者)
A5判並製 定価(本体2000円+税)円
ISBN4-7634-0449-0 C0032 Y2000E

情報公開法施行から4年──
その運用実態はどうなっているか?
「劇薬」の効果はあったか
「官庁革命」はどこまで進んだか?
現行法は、抜本改革が必要だ

朝日新聞記者として、情報公開法の積極的な活用に取り組んだ体験を通して浮かび上がってきた、同法の威力と限界、その仕組みと問題点、改善の望ましい方向についての詳細なレポート。取材のツールとしての情報公開法。記者必読! 取材の新たな手段──情報公開制度

目 次

第一章 霞が関に風穴は開いたか/第二章 手続きを早めるため期限を設けよ/第三章 行政側判断の特別扱い規定は残すべきか/第四章 何を守る個人情報規定/第五章 部分開示は行政側にゆだねてよいか/第六章 「不存在」という逃げ道を塞ぐ/第七章 「存否応答拒否」の乱用を許すな 第八章 法の及ばぬ「聖域」は解消せよ/第九章 「利用しやすい」手数料の実現には/第十章 裁判をする権利は公平・平等か/第十一章 憲法学者が不在だった検討会/第十二章 大山鳴動ネズミ一匹の見直し検討会


【編 者】 中島昭夫(なかしま あきお)
1944年生まれ。69年朝日新聞社に入社。大阪社会部員、同学芸部、科学部、企画報道室の各デスク、東京社会部員、総合研究本部主任研究員を経て、04年定年退職。
この間88年に自治体情報公開条例・要綱の運用実態を全国で初めて調査、97年に日弁連の米国・情報自由法調査団に参加、01年に情報公開法の施行で発足した記者らによる同法活用プロジェクトの事務局スタッフ。
 著書に『使い倒そう情報公開法─FOIA(米国・情報自由法)もこうして使える』(日本評論社)、『分権型社会を創る8 市民の世紀へ』(ぎょうせい、共著・編集協力)、『それゆけ!情報公開』(せせらぎ出版、共著)。ほかに、ジュリスト増刊『ネットワーク社会と法』(88年)に自治体条例などの調査報告、雑誌『世界』に「指導要録の全面開示は進むか」(92年)、『新聞研究』に「情報公開制度は取材の手段になるか」 (94年)、同「検証・取材ツールとしての情報公開制度─原点に戻り抜本改正を」 (04年)などを執筆。