書 名
ブレヒトと音楽1
ブレヒト 詩とソング
著 者
大阪大学大学院文学研究科教授
市川明
本体価格
2200円
ISBN
978-4-7634-0525-8 C0074
発行年月日
2008年7月25日
体 裁
A4判並製
頁 数
190頁
内 容
若きブレヒトはシンガーソングライターだった。

音楽ぬき・テクスト偏重のブレヒト研究に
根本的修正を迫る

ブレヒトほど音楽と結びつけて創作活動を行った詩人・劇作家はいないだろう。詩人、作曲家、歌手、演奏者、俳優、演出家という役割を合一したシンガーソングライターとしてのパフォーマンスが、ブレヒトの演劇創造のモデルになっている。 (本文より)

目 次
I シンガーソングライター、ブレヒト 若き詩人とサブカルチャー  市川 明

II シンポジウム「抒情詩への回帰 歌としてのブレヒトの詩」

「人前でギターを弾くこともあるからさ」音楽重視のブレヒト研究への提言  ヨアヒム・ルケージー
失われた記憶 勘違いされたマリー・Aへの愛の歌   ヤン・クノップ
『あとから生まれてくるものたちへ』ブレヒトとハンス・アイスラー   市川 明 97
ブレヒトと日本の作曲家たち  林光と萩京子のブレヒト・ソング  大田美佐子
アイスラーの晩年の創作活動にみるブレヒトの影響『クーヤン・ブラクのじゅうたん職工たち』の分析を通して 和田ちはる
執筆者紹介
市川 明(いちかわ あきら)
大阪大学大学院文学研究科教授。科研費プロジェクト「ブレヒトと音楽」の研究代表者。専門はドイツ文学・演劇。

Jan Knopf(ヤン・クノップ)
カールスルーエ大学文学部教授。同大学付属ベルトルト・ブレヒト研究所所長。専門はドイツ文学・哲学、歴史学。

Joachim Lucchesi(ヨアヒム・ルケージー)
カールスルーエ大学ブレヒト研究所研究員。2008年4月から2ヵ月間、早稲田大学グローバルCOE客員教授。専門は音楽学。

大田美佐子(おおた みさこ) 
神戸大学大学院発達環境学研究科准教授。専門は西洋音楽史、音楽美学。

和田ちはる(わだ ちはる)
東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程に在籍し、音楽学を専攻。