書 名
中国歴史教科書と東アジア歴史対話
日中韓3国共通教材づくりの現場から
著 者
齋藤一晴
本体価格
2400円
ISBN
978-4-7634-0524-1 C0036
発行年月日
2008年7月25日
体 裁
四六判上製
頁 数
348頁
内 容
大きく変わる中国歴史教科書

ニューディール政策の登場、
国民党の再評価、グローバル化・・・

「中国や韓国は国定教科書」「反日の記述で埋まった歴史教科書」……日本での議論をよそに、中国でも韓国でも歴史の教科書は、我々の想像をはるかにこえて変貌をとげている。日中韓3国共通歴史教材「未来をひらく歴史」作成の一部始終にかかわってきた著者が、体当たりでつかみとった最新の中国・韓国の歴史教科書事情。戦争を知らない各国の若い世代は、長年にわたる各国間の歴史認識の溝をどう乗りこえていくのか。

目 次
第I部 『未来をひらく歴史』という歴史対話
 第1章 『未来をひらく歴史』作成までの道のり
 第2章 作成過程で何が議論されたのか
 第3章 『未来を開く歴史」の刊行と活用
第II章 中国の歴史教科書の変遷とその方向性
 第1章 現代中国の課題と歴史のえがき方
 第2章 歴代の歴史教科書における記述内容の変化
 第3章 歴史教科書の多様化のきざし
 第4章 中国の検定制度の仕組みと歴史教科書の多様化 (他)
著者紹介
齋藤一晴(さいとう かずはる) 
1975年 神奈川県生まれ。
法政大学社会学部卒業。
明治大学大学院文学研究科博士後期課程在籍、法政大学第二高等学校非常勤講師・関東学院大学経済学部非常勤講師。
日中韓3国共通歴史教材委員会メンバーとして『未来をひらく歴史 東アジア3国の近現代史』(高文研、2005年)の編集・執筆に参加。

著書
『アジアの人々とともに「戦争の記憶」を継承する[資料と解説]──二度と戦争をしないために』(渡辺賢二・齋藤一晴編著、平和文化、2007年)
『歴史教育と歴史研究をつなぐ』(山田朗編、岩波ブックレット、2007年)
『ちゃんと知りたい! 日本の戦争ハンドブック』(歴史教育者協議会編、青木書店、2006年)